白髪染めキラリ[KIRARI／煌髪]の口コミレビュー！ムースは本当に1回で染まるのか？

久しぶりに新しい白髪染めトリートメントのレビューをしてみます。というのも、もう有名どころはほとんど使ってきたので、そろそろ何をみても目新しい商品がなくなってきたという感じです。

そんな中、今回使ってみたのが「キラリ（KIRARI）」という白髪染めトリートメント。なぜ今回これを選んだのかというと、”とろ〜りムースの白髪染め”というキャッチコピーに目を引かれたからです。たまに耳にする「泡カラー」ってやつですね。

キラリはこのムース状の特殊染料をウリにしていて、公式サイトにはこう書いてあります。

「カラートリートメントなのに、1回で感動の染め上がり」

通常、トリートメントタイプの白髪染めは最初に色を定着させるのに4回ほど連続使用が必要になります。これが正直ちょっと面倒なんですよね。毎日染めるのが手間だし、急ぎで染めたいときに間に合わない。

そこで、1回で深く染まってくれるキラリがあれば、髪を傷めることもなく明日の用事にも間に合いますよね。

さて、本当に一度で深く染まってくれるのか？
話題のとろ〜りムースの白髪染めを実際に使ってみたのでレビューしていきます。

公式サイト キラリ【KIRARI】

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”たった1回”で深く染まるとろ〜りムース

まずは、キラリの特徴を簡単におさらいしておきましょう。

他の白髪染めトリートメントにはないキラリの最大のウリは、1回で深く染まるとろ〜りムースにあります。これは1回ごとの染まり具合が強いということで、連続して使うほど濃く染めることができます。

参考までに公式サイトのサンプルがこちら。

なるほど。確かに見た感じ濃く染まっている印象を受けます。

なぜキラリは1回で深く染められるのかというと、「ヘアケアキューブ」と呼ばれる泡の染料が髪の内部にまで浸透して内側から染めてくれるからです。

通常のヘアカラートリートメントは髪表面にのみ着色させる手法なので、キューティクルを剥がして髪内部へ染料を入れるヘアカラータイプより染める力は弱いのが弱点です。

ただし、ヘアカラーでキューティクルを剥がすには強力なアルカリ剤を使用する必要があり髪や地肌に大きなダメージを与えます。なので、ダメージを心配するなら髪内部への浸透（キューティクルを剥がす）はやめておいた方がいいというのが通常の考え方。

しかし、キラリが用いている「ヘアケアキューブ」という泡成分は、このキューティクルへの負担を最小限にしつつ髪内部まで浸透させることができる……としています。

ムース（泡）の白髪染めキラリを実際に使用してみた

では、実際にキラリの使用感をレビューしていきます。

今回はダークブラウンを選んでみました。白髪染めはイメージより暗く仕上がるのが普通なのでダークブラウンくらいが調度いい自然な色になります。ブラックだと漆黒に近い不自然な黒さになってしまうことも多いので。

商品セットはこんな感じ。

シャンプー&リンスがおまけで付いてくるのは嬉しいですね。白髪染めは毎回のシャンプーによって少しずつ色落ちしていくので、シャンプーは必ず洗浄力の優しいノンシリコンシャンプーを使いましょう。

市販の安いシリコンシャンプーを使っていると、せっかくの白髪染めが台無しです。

そしてお待ちかね。キラリのウリであるとろ〜りムースを出してみましょう。

これは新しい！！

ムースはムースなんですがかなり水分量を含んでいて、フワフワというよりプルプルしてる感じです。この感触は今までにないタイプです。

実は以前にラサーナヘアカラーという商品でムースタイプを使ったのですが、これはモコモコフワフワしているタイプで髪に伸ばしにくく失敗した経験があります……。

キラリはプルプルムースの中に水っ気がしっかりあるので髪全体に伸ばしやすく、ラサーナより快適に染められました。本当はムースタイプを若干敬遠していたのですが、想像していたのと違ってかなり好印象でしたね。

そして、髪全体に塗ったら10分間放置します。

たった10分！

一般的にカラートリートメントは放置時間20分〜30分は欲しいのですが、キラリはたった10分でOK。染毛力が強いので短時間で一気に浸透していきます。

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キラリで白髪染めした効果

まずはいつもの、私の地毛の状態をいくつか載せておきます。

キラリ使用前

側頭部は外からは見えにくいですが、髪をかきあげると内側にちらほら▼▼

前髪もかきあげると結構あります▼▼

一番怖いのが、自分では見えない後頭部。写真でも分かるほど白髪出てますね▼▼

 

キラリ使用後（1回目）

1回で深く染まるというウリなので、トリートメント1回使用後の写真をいくつか撮ってみました。

まず上から全体的に。

思ったよりかなりしっかり染まっていますね。一見してほとんど白髪は見えません。スマホカメラだとどうしても光が入って見えにくいのですがご愛嬌。

前髪をかきあげるとこんな感じ。

よく見るとわかるのですが、内側に若干白い線がピロピロと出ていますね。これは染めきれなかった白髪です。まぁ数本程度は仕方ありません。なにせまだ1回目ですからね。

サイドはこんな感じ。

ちょっと光がのって白っぽく見えている毛先もあるんですけど、実際はかなり綺麗に染まっています。サイドはかなり満足な出来でした。

最後に前の方から。外から見る分にはほとんど白髪は見えなくなりましたね。たった1回でこの染まりならかなり良いのではないでしょうか。

キラリの良かった点

染まり具合は確かに良い！

「たった1回で深く、濃く染める」というキャッチコピーの通り、確かに染める力は今までの白髪染めでも1位2位を争うほど上出来でした。

たった1回でここまでカバーできるのはありがたいですね。急ぎで染めたいときも最低1回使用すれば大部分はカバーできます。この即効性は使えますね。

髪のギシギシ感もなし

こうした染毛力が強いことをウリにしているトリートメントは、例えば同じムースタイプのラサーナヘアカラーもそうでしたが、やはりやや刺激を感じたり、染めた後に髪にパサつき感が残りやすいものです。

しかし、キラリには刺激や染めた後のダメージ・パサつきをほとんど感じません。これだけ短時間で染められてノーダメージというのは今までありませんでした。これは大きなメリットです。

ただし、ノーダメージというだけで、潤いやサラサラ感などプラスの補修効果はそこまで感じませんでした。

もちろん、成分は天然植物由来のものにこだわって作られているので、シリコンや人口成分は除去されていて髪に優しく作られています。アレルギー原因となるジアミンも含まれていません。

 

キラリの良くなかった点

ムースは減りが早い

ムースタイプの白髪染めは通常のものより減りが早い気がするのは私だけでしょうか？　内容量をみても150gとやや少なめです。私がメインで愛用している 利尻ヘアカラートリートメント が内容量200gなので、やはりちょっと少ないですね。

さらに、どうしてもムースタイプだと1回1回で量を取ってしまいがちなんですよね。

実際に使っていて、やはり1本使い切るスパンが早いです。私の使い方が下手なのかもしれませんが、やはりムースタイプはちょっと苦手ですね。

価格がやや高い

最後にまとめますが、1本の価格がやや高めです。通常3456円、初回限定でも2760円と20%オフにしかなりません。多くは初回限定50%オフか1000円オフくらい割安になるので、初回のお試し利用でも3000円弱するのはちょっと高い気はしましたね。

内容量がやや物足りない分、コスパがちょっと低いかなというのがデメリットですね。

総評まとめ

染まる早さはかなり満足でした。放置時間はたった10分でいいし、何よりたった1回である程度染めることができます。しかもそれでいて、髪へのダメージをほとんど感じない。ここだけを評価すれば今まで使ってきた中でもTOP3に入る好印象でした。

ただ、やはり量が少ない割に価格は高めなのでコスパが良くない……。その点だけがマイナス点となってしまいました。

価格について最後にまとめておきます。

初回限定なら20%オフ、いっても3000円以内で購入できるので、気になる方はまず1回試してから比較検討した方がいいかもしれませんね。

染める力が強いので、もしかすると他の白髪染めトリートメントより明るく染められるかもしれません。明るさを試してみたい人はライトブラウンを選んでみてはいかがでしょうか。