若白髪がポツポツと見え始めたのは、26歳になった辺りでした。
もともと遺伝の資質もあったとは思いますが、長時間のPCワークによる血行不良や食生活の乱れなどが若白髪化に拍車をかけたように思います。20代での白髪増加は正直ショックも大きく、まさか自分が……と信じられない思いもありました。
最初は白髪を見つけるたびに抜いていたものの、本数は年を重ねるごとに増えていくし、白髪を抜くことが自体ダメージを与えるのでNGだと知りました。カットしようにも男なので髪の長さも短く、器用にカットするのが思いの外難しいし面倒くさい……。
となると、残された道は正当な白髪染めしかありません。
最初は近くのドラッグストアに売っている市販の安い白髪染めを使ってみたのですが、染めてもすぐに色落ちするうえに、髪の毛が傷みすぎてとてもじゃないけど続けられませんでした。
そこで色々調べてみると、”トリートメントで染める”という白髪染めトリートメントの存在を知りました。
というわけで白髪染めトリートメントについて色々口コミや評判を調べてみたのですが、ひとまず良く名前を見かけたこちらの1本を購入してみました。
レフィーネ ヘッドスパ トリートメントヘアカラー
「モンドセレクション受賞」ほど何とも言えない冠もそうないのですが……どうなんでしょうか。
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レフィーネ(トリートメント)を選んだ理由
私がレフィーネのトリートメントを選んだ経緯を簡単に述べておきます。
まず、白髪染めについて色々調べてみると、白髪染めの方法にもいくつかの種類があると知りました。
- ヘアカラー(脱色):色の入りや持ちは良いが、ダメージがでかい
- ヘアトリートメント:色の入り、ダメージともに中間
- ヘアマニキュア・ヘナ:色は入りにくく落ちやすいが、ダメージが少ない
だいたいこんな感じ。要するに色の入り方とダメージは両天秤であり、トレードオフの関係ということでした。
私は、色の入りとダメージのバランスが最も良い「ヘアトリートメント」タイプにしようとまず決めました。白髪染めは定期的に行わざるを得ないイベントなので、髪へのダメージだけは最大限回避したかったので。
さて、白髪染めトリートメントにしようと決めたものの、ネットで探してみるとまぁ色んな商品があります。
そこでなぜレフィーネに決めたのかというと、
私は市販で使っていた白髪染め特有のツーンとした刺激臭が苦手だったので、アロマの芳香に惹かれてしまいました。
値段は送料込みで4000円弱。なかなかします。
2本以上購入すると送料無料になったり、定期購入で3000円程度まで割引できますが、私はお試し利用が目的だったので1本だけ買ってみました。
購入ページ白髪染め専門店「レフィーネ」
早速レフィーネ白髪染めトリートメントを使ってみる
まずは下準備
ネットで注文するとすぐに届きました。以外と段ボールがデカくて驚き。
段ボールの側面に、配達担当者へのメッセージが手書きで書かれています。これ確実に消費者に見せようとしていますよね(笑)。ちょっと粋な計らいです。ブランドイメージが命の業界ですから、細かいところも手が込んでます。
箱の中身はこんな感じ。ボトル1本とパッチテストのセット、ガイドブック1冊と、専用シャンプーが2回分おまけで付いています。
ガイドブックには白髪染めの基本的な知識や、簡単なマッサージ方法などが分かりやすくまとめられているので、これから白髪と付き合っていく人は一読しておくと良いですよ。
トリートメントを塗りたくってみる
さて、余興はこの辺にして早速使ってみます。
トリートメントタイプなので、シャンプー前でもシャンプー後でもOKです。どちらにせよトリートメントの放置時間と落とす必要があるので、私は通常の染毛と同じくシャワー前に塗ります。
※一般的に、染まりにくい人やしっかり染めたい人はシャンプー前に染める方が良いそうです。
染まりにくいという人の特徴はこちら▼▼
- 髪が固い人
- 髪が太い人
- 髪が健康な人(キューティクルがしっかりしている)
「髪が傷んでいる方が染まりやすい」とは言いますが、これは髪表面をコーティングしているキューティクルが剥がれているから、色が入りやすいんですね。逆に健康的でキューティクルがキュルッキュルに引き締まっていると、色が入りにくく安定しにくいのです。
こちら、私のもともとの白髪状況。光の加減で見えにくいのですが、耳周りを始めとしてポツポツと白髪が出てきています。髪を下ろした状態だとまだそこまで目立たないのですが、髪をかきあげると死にたくなります……。
さて塗っていきます。染料は真っ黒ですが、色は一応ダークブラウンを選んでみました。
ちなみにビニール手袋は自前です。トリートメントなので素手で塗っても大丈夫ですが、真っ黒になるので一応手袋をつけています。
一回の使用(染毛)で10プッシュ分くらい。トリートメントタイプの白髪染めは複数回にわたって徐々に染めていくので、周囲にバレにくいのがメリットですね。
説明書によると、最初の4日くらいは毎日トリートメントし、ある程度染まったら1週間に1度か2度くらいの頻度で使用していくようです。
ボトル1本で2ヶ月以上は持つのではないでしょうか。
一通り塗ってみました。
美容室でトリートメントしているような、イイ匂いが高級感を感じさせます。さすが4000円弱払っただけのことはありますね。
ツーンとした臭いもなく、もう優しさだけが溢れていますね。
塗ったら30分ほど放置します。その間に髪を温めると染まりやすいとのことで、付属のビニールヘアバンド?を被せてドライヤーをオンします。美容室でも待っている間に専門機材で温めますもんね。
そして……30分後……。
ここからは写真撮れませんが、シャワー浴びてトリートメントを落としつつ、シャンプーするだけです。
付属品に専用の「カラーセーブシャンプー」が2回分だけ特典でついています。
下手なシャンプー使うとせっかく塗った染料を洗い落としてしまうので、最初の2回は必ず付属のカラーセーブシャンプーを使いましょう。
トリートメントを洗い落とすときは、黒い染料が床や壁にけっこう飛び散るので注意。ユニットバスならシャワーカーテンは必須です。ただトリートメントなのでお湯をかければ洗い流せますのでご心配なく。
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そして白髪染めの結果は……?
さてさて、初回トリートメントの成果はどれほどでしょうか?
結果はこちらです▼▼
まだ白髪は見えるものの、若干少なくなったというか、色が薄くなった?という感じです。
とはいえ、まだ初回なので染まり切らなくて当たり前です。これを数回繰り返し使っていくことで少しずつ染まっていくものなので、「まぁこんなものかな」というのが率直な感想です。
染まり具合はやや鈍行ですが、その代わり髪へのダメージはほとんど感じません。この辺りはさすがトリートメントです。むしろイイ匂いすらするので、この点は期待通り満足ですね。
追記:白髪染めから2週間ほどの経過
ちょっと結果報告が遅れてしまったのですが、レフィーネを最後に使い切ってから2週間ほど経過した状況がこちら。
ただ、髪を掻き分けてじっくり観察すると結構白髪が残っています。
ひとまず周囲にはほとんどバレないくらい隠せているかなぁ……という仕上がりですね。必要十分という感じでしょうか。
今は週に2回か3回くらい色持ちキープのために使っているのですが、髪へのダメージは感じません。やはりトリートメントタイプは一般の白髪染めとは段違いで髪に優しいですね。
これが分かっただけでも大きな収穫です。
まとめ
総評として正直な感想を述べると、
というのが正直なところ。
他の白髪染めトリートメントは3000円ちょっとの商品も多い中、あえて高い商品を買ってみたのですが、それほどの優位性は感じられず。これも3000円程度だったらまた違った印象だったかも。