日々仕事に追われている男性にとっては面倒極まりない白髪染めですが、最近はシャンプーだけで染められる白髪染めシャンプー(カラーシャンプー)もあります。
女性に比べて髪の短い男性であれば、毎回丹念にヘアカラーしなくともシャンプーだけで事足りる人も多いでしょうし、何よりラクです。実際に私もカラーシャンプーを使っていますが、これほど手軽な白髪染めはちょっと他にありません。
この記事では、男性にも、いや男性に”こそ”おすすめできる白髪用カラーシャンプーを紹介していきます。
当然、メリットだけでなくデメリットもありますので、その点も確認しながら試してみてください。
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その前に知っておこう!シャンプータイプの白髪染めのメリット・デメリット
シャンプーで染める白髪染めは、ヘアカラーのように髪の内部から発色させる永久染毛ではなく、髪の表面に着色させるタイプです。
当然ながらメリットとデメリットがあります。
白髪染めカラーシャンプーのメリット
最大のメリットは、何より”ラク”なことです。いつものシャンプーを変えるだけで勝手に白髪染めできてしまうのだから、これ以上ラクな白髪染めはありません。
いちいちお風呂前に染毛作業する必要もないし、放置時間を取る必要もありません。「白髪染め」という名の”作業”は一切しなくてよくなります。忙しい人、面倒臭がりな人にとっては嬉しい限りです。
そしてもう一つ、今回紹介する白髪染めシャンプーは白髪染めであると同時に「ノンシリコンシャンプー」でもあります。簡単に言うと、髪や地肌にとても優しいシャンプーです。
一般的なスーパーやドラッグストアに並んでいる安い市販シャンプーには、「シリコン」や「石油系洗浄成分」など髪や地肌によろしくない強力な成分が使われています。これは台所用洗剤に匹敵するほど洗浄力が強く、使い続けることで(特に頭皮に)大きなダメージが蓄積します。
⇒ハゲたくない!頭皮の赤み・荒れや炎症に見る市販シャンプーの危険性
そうしたキツすぎる成分を徹底的に除去して、天然由来の優しい成分だけで作られているのがノンシリコンシャンプーです。髪や地肌にも優しいですし、かゆみやかぶれなどアレルギーの原因となるジアミン成分も使われていません。
男性向けのおすすめ一般シャンプーは下記記事で紹介しています。
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白髪染めカラーシャンプーのデメリット
デメリットは、染める力はそこまで強くないことです。美容院でやるような「ヘアカラー」や、セルフ白髪染めの主流である「ヘアカラートリートメント」よりも弱いです。
人(髪質)によっては、シャンプーだけでは完璧に染めきれないケースがあります。とくに白髪染めは太くて固い髪ほど染まりにくい性質があるため、仕上がり具合は人によって結構変わってきます。
綺麗に染めるというよりは、白髪を「ぼかす」といったくらいにイメージしておいた方がいいかもしれません。
また、永久染毛ではなく髪表面に着色させるタイプのカラーなので、着色させた色は時間経過と共に少しずつ落ちていきます。つまり、ある程度は継続的にカラーシャンプーする必要があります。美容院のように一回染めたらハイ終わり、ではありません。
私の使用した感じでは、概ね週に2回〜3回ほどカラーシャンプーをすれば色持ちはキープできますよ。
男性向けの白髪染めヘアカラートリートメントについては下記記事で紹介しています。
というわけで今回は、白髪用カラーシャンプーに絞っておすすめを紹介していきます。
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男性にこそおすすめの白髪用カラーシャンプー3選
圧倒的おすすめ!「利尻カラーシャンプー」
カラーシャンプーの中でもダントツでおすすめなのが「 利尻カラーシャンプー 」です。
白髪染めではNo1ブランドの利尻シリーズの商品であり、累計販売本数が1600万本突破と、カラーシャンプーでは頭一つ抜けた人気があります。
私も実際に使っている白髪染めシャンプーです。実際に染めてみた感じがこちら▼
私は髪が非常に固いので、内側の白髪までは完璧に染まらないのですが、外側から見る分には綺麗に染まっています。
私は比較的完璧に染めたい派なので、まずは 利尻ヘアカラートリートメント でしっかり染めてから、カラーシャンプーは一度染めた髪色のキープや補修に使っています。こうした補助的な使い方ができるのもカラーシャンプーの良いところですね。
また当然、髪や地肌には徹底的に優しい作りになっています。
100%天然成分で配合されていて、地肌にダメージを与えません。頭皮がヒリヒリしたり髪がパサつく心配もないので安心ですよ。むしろ髪の補修効果があるので、髪に無頓着な男性こそ使うべきシャンプーです。
- 通常価格:3500円
- 初回限定:2500円
- 2本以上まとめ買いで送料(540円)が無料
▼レビュー記事も書いています▼
若白髪王子今日も白髪染めするのが面倒クサい…… ついそう思ってしまう私です。 白髪染めは面倒くさい。 ...
【口コミ評判】利尻昆布カラーシャンプーで白髪染めした結果!写真付きレビュー
黒耀シャンプー・ヘアパック
販売11年の歴史を持つ老舗のカラーシャンプーが「 黒耀シャンプー 」です。一応シャンプーだけでも販売しているのですが、シャンプー+ヘアパックの併用で使用することを推奨しています。
黒耀の特徴は、奄美大島の大島紬「草木染め」に由来する、草木染めの泥染めのハイブリッドにあります。シャンプーによる「草木染め」と、ヘアパックによる「泥染め」を交互に繰り返し行うことにより、ゆっくりと徐々に渋い黒へ染めていく設計になっています。
もちろん天然100%で優しく、ジアミン成分などは一切含まれていません。
やや難点としては、色が渋い黒の一択しかないところと、ヘアパックの併用が前提となる点ですね。
ヘアパックを併用するとなると、シャンプー後に髪の水気を拭き取り、ヘアパックを塗って10分間の放置、そして再びすすぎ洗いが必要になります。
これでは、カラーシャンプーの最大のメリットである「手軽さ」の意味がなくなります。
一応シャンプーだけ単品でも購入できるのですが、ヘアパック(泥染め)との交互利用を前提に作られている商品ですから染まりは弱いことが懸念されます。
- シャンプー単品:2700円
- ヘアパック単品:4104円
- シャンプー+ヘアパックセット:6804円(推奨)
グローリン・ワンクロス
週に1回のシャンプーで染められるという染毛力の強さがウリの「 グローリン・ワンクロス 」。天然無添加で色もブラックとナチュラルブラウンの2色選べるなどスペックは高いです。
カラー染料に独自製法の泡を使っており、通常の白髪染めシャンプーの半分以下の回数(週1回でOK)という圧倒的な手軽さは魅力ですね。
ただデメリットとして、高い。。
1本たった100g(週1回 × 4回分)という内容量で、単品価格5800円もします。一番推しの 利尻カラーシャンプー が単品3500円ですから1.5倍以上の値段になります。
定期コースであれば1本3780円+送料700円まで安くはなるのですが、それでも高い印象は否めません。
また、支払い方法が「後払い(手数料80円)」か「代引き(手数料324円)」しか選べず、クレジットカード払いに対応していませんので注意が必要です。
- 単品:5800円
- 1本定期コース:3780円
- 2本定期コース:5780円
※送料700円別
カラーシャンプーで綺麗に白髪染めするコツ
カラーシャンプー前に3分程度の十分なすすぎ洗いを
シャンプー前の髪というのは、見えないホコリや汚れ、汗や整髪料などで非常に汚れています。こうしたホコリなどが付着したままカラーリングすると染料がしっかり着色せず、綺麗な染め上がりになりません。
シャンプー前のすすぎ洗いは、十分な時間を使って徹底的にしましょう。大げさではなく3分はすすぎ洗いするつもりで取り組むと良いですよ。とくに男性ほどこの辺りはザツになりがちなので。
髪や頭皮の汚れ自体、実はシャンプーせずともすすぎ洗いだけで8割は落とせるものです。99.9%の人はすすぎ洗いが不十分なので、意識的に行いましょう。
熱湯ではなく、ぬるま湯で洗う
シャワーのお湯が熱すぎると、髪表面のキューティクルが開き気味になり色素が抜け落ちやすくなります。
少しでも綺麗に染めるために、カラーシャンプー時はぬるま湯で洗うようにしましょう。
シャワー後はすぐに髪を乾かす
これも男性に多いですが、シャワー後に自然乾燥で髪を乾かしている人が多いです。しかしこれはNG。髪が濡れている状態は色素が浮きやすく流れ落ちやすい状態です。さらに濡れ髪はダメージも受けやすい状態です。
シャワー後は、なるべく迅速にドライヤーで髪を乾かしましょう。そうすることで入れた色をしっかりと定着させることができます。
まとめ
白髪染めカラーシャンプーは、人によってはシャンプーだけで綺麗に染まりますが、人によっては綺麗に染めきれない人もいます。私もシャンプーだけでは内側に染め残しができました。
この辺りは各々の髪質に大いに関係するので、まずは一度試してみると良いでしょう。もしシャンプーだけで満足レベルに染まるのであれば、これほどラクな白髪染めはありませんから。
白髪用のカラーシャンプーは、ヘアカラートリートメントに比べると非常に商品数が少ないです。今回は3つほど紹介しましたが、正直に言うと品質・人気ともに利尻カラーシャンプー以外の選択肢はないでしょう。
シャンプーで手軽に白髪染めしたい……! という人の救世主です。