毛根に含まれる亜鉛の量は髪の色と関係があり、黒髪ほど亜鉛の含有量が多く、色の薄い金髪ほど亜鉛の量が少ない、そして白髪はもっと亜鉛が少ないとされています。
亜鉛は黒髪（メラニンの生成）を維持するのに必要なミネラルだと考えられており、亜鉛不足は白髪を増やす要因となるかもしれません。
というわけで私は、「亜鉛対策」に乗り出しました！
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亜鉛で活性酸素を除去！白髪予防にも効果が期待される
亜鉛の基本メモ
亜鉛とは……身体に大切なミネラルの一つ。細胞分裂や新陳代謝、抗酸化、たんぱく質の合成、免疫力活性化、アルコール分解、育毛など身体全体に重要な働きを持つ。
亜鉛の白髪に対する効果・効能
黒髪（メラニンの生成）を維持するのに必要なミネラルとされる亜鉛ですが、白髪予防にも効果ができる働きとして「活性酸素の除去」が注目されます。
活性酸素は、白髪の重要な原因の一つ。
ストレスによって体内で急激に増え、増えすぎた活性酸素は体内の細胞をどんどん酸化させてしまいます。これによって毛髪の細胞が酸化してしまうと活動低下して白髪化してしまうわけです。
活性酸素自体は体内にもともと存在するもので、加齢とともに少しずつ増えていきます。つまりそれが「老化」です。ストレスで急激に活性酸素が増えだすと「老化を早める」ということ。
そこで大事なのが、亜鉛というミネラルです。
亜鉛には抗酸化作用があるため、この活性酸素による酸化を止める働きがあります。つまり、亜鉛こそが老化の加速を食い止めてくれる救世主なんですね。
「ストレスで白髪が増えてきた気がする……」なんて人ほど亜鉛不足かもしれません。
関連20代で急に増えた白髪はストレス（精神的ショック）が原因？
足りてない亜鉛の1日の摂取量目安
厚生労働省によると1日の亜鉛の摂取量目安は、
- 18歳～69歳男性：1日11.18mg
- 同年代の女性：1日10.03mg
※妊婦の方は＋2mg、授乳中の方は＋3mgが推奨
とされています。まぁイメージ湧きにくいですよね。
参考に、1日の食事から人が摂取できている亜鉛の平均量は、
実際の1日平均摂取量
- 男性：1日8.9mg
- 女性：1日7.3mg
この程度だとされています。つまり、厚労省の言う目安摂取量には男性女性ともに足りてません。
亜鉛を摂取せよ！日々の食事だけでは無理なので亜鉛サプリで補う作戦
亜鉛が豊富に摂取できる主な食材ってなに？
亜鉛が豊富な食材
- 肉類（牛肉・ホルモン・レバー）
- 牡蠣（カキ）
- 納豆
- チーズ
- たまご（黄卵）
- 大豆
- あさり
亜鉛が豊富に摂れる食材として、私が積極的に食べはじめたのは「肉」です。とにかく肉。とりわけ牛肉とホルモンです。あと豚のレバー。とにかく動物性たんぱく質です。
肉類全般は亜鉛が含まれており、タンパク質も豊富です。牛肉、豚肉、鶏肉と何でもOKですが、亜鉛の含有量で言うと牛肉やホルモンなど内臓部分が高いとのこと。
女性は肉を避ける人がけっこういることに驚きですが、肉類は本当に大事です。亜鉛もそうだし、動物性タンパク質もそう。健康な細胞、健康な身体を作るのに肉は絶対に欠かせない食材です。
私は大の料理嫌いで自炊しないので、外食でまともな肉を食べようと思うととにかくお金がかかります。いきなりステーキ好きだけど、とても毎日はいけません……。
肉以外だと、牡蠣は豊富なミネラルが摂取できる食材として有名ですが、そんなに頻繁に食べるような代物じゃないですよね……。
普段の食事にプラスワンで取り入れるなら、納豆やたまご辺りが良いかと。ただ、納豆やたまごを1日1食取り入れたところで、1日の亜鉛摂取量には到底届かなそうで……
足りない分をDHC亜鉛のサプリで補う作戦【失敗】
忙しい現代社会には、食事だけで足りない分の栄養を補給するために「サプリメント」というものがあります。素晴らしい。
というわけで、亜鉛サプリといえばこれ。DHCの亜鉛サプリを購入して早速1日1粒飲み始めました。
まぁ飲み続けても特別な効果を感じなかったという点もありますが（サプリメントの摂取はあくまで「治療」ではなく「予防」が目的なのでそれは仕方ない）、
サプリについて詳しく調べてみると、サプリは単剤で飲んでも吸収効率が悪くて効果が薄いということが分かったんですよね。
栄養素には相性というものがあって、相性の良い栄養素を併用して飲むことで吸収効率が高まったり、逆に相性が悪い栄養素同士を一緒に摂取すると吸収効率が落ちるのです。
例えば亜鉛で言うと、カルシウムや鉄分との相性が悪く、併用して飲んでしまうと互いが吸収を妨げて吸収効率が落ちてしまいます。逆にビタミンCやクエン酸との相性がいいので一緒に飲むことで吸収率を数倍も高めることができるとのこと。
また、単剤（単一の栄養素）で亜鉛だけ摂取しても吸収効率が悪くて、飲んでもほとんど吸収されずに体外に排出されてしまうこともあるのだとか……。
そんな感じでサプリについて色々調べていると、白髪予防に効果が期待される栄養素がバランスよく配合された「白髪予防の専門サプリ」があることを知ったので、DHCサプリはやめて白髪サプリに切り替えることに。
ちょっと効果も？ 現役医師が監修している白髪予防サプリ
（めちゃくちゃ買いまくった白髪サプリたち）
有名どころの白髪サプリを片っ端から購入して比較研究しました。各サプリの評価については下記記事にランキング形式でまとめましたが↓
結論を言うと、一番良かったと感じて今も飲み続けているサプリがこれ↓
本職の毛髪診療医が開発監修に携わっている「
ブラックサプリEX
」というサプリ。おそらく白髪予防サプリとしては一番人気で知名度も高いと思います。
豊富な亜鉛はもちろんのこと、鉄分や銅ミネラルなど、若々しい黒髪に必要な栄養素が全て詰まっているので、単一栄養素のサプリをあれこれ飲むよりコレ1つで事足ります。
1日3粒でこれだけの栄養素が摂取可能↓↓
公式HPより ブラックサプリEX
牛レバー、赤身肉、魚介に海藻など、髪に良いとされる食材成分がこれでもかという量で入っています。
各栄養素の吸収効率が最も高くなるよう、プロの毛髪診療医が完璧なバランスを研究して配合しているので、単剤でDHCサプリを飲むより高い効果が期待できますね。
1年ほど飲み続けたあたりで、実際に白髪に少しだけ変化が見られました。
なんと、白髪の根元から黒髪が復活している毛を発見したのです。
自分でも見つけて驚いたので記念に抜いてしまいました。
最初はたまたま1本見つけたのですが、その後もパラパラと何本も発見！
詳細はこちら【効果でた？】白髪の予防改善に効くサプリメントを飲み続けた私の口コミ
前髪から抜いた短い髪なので見えづらいかもしれませんが、先端の半分は白髪なのに、根元半分は完全に黒髪に戻っているのが分かるでしょうか？
まぁ飲み続けたところで全ての白髪がこう治るとは1ミリも思っていませんが、「多少は減るんじゃないか？」と期待して飲み続けています。
白髪改善を目的に亜鉛サプリを探している人も、どうせ飲むなら白髪専門サプリの方がおすすめですね。
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【口コミ】白髪効果で評判のブラックサプリEXを飲んでみた感想レビュー
若白髪王子「白髪の根本から黒髪が生え戻ってくる例もある」と知ってから、白髪予防サプリを飲み続けている ...
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【※】亜鉛の摂りすぎには注意が必要
亜鉛が白髪予防に効果的だからといって、むやみやたらにサプリを摂取しまくるのは逆効果です。
亜鉛は過剰に摂りすぎると、鉄分や銅など他のミネラルの吸収率を低下させる作用があると言われています。逆に、鉄分を過剰摂取すると亜鉛の吸収を妨げてしまう結果に。過剰摂取は相性を悪くするので控えましょう。
また、どちらも摂りすぎは欠乏症を引き起こす原因となります。免疫力が低下して身体の不調を引き起こすことは必至です。
亜鉛の1日の上限摂取量は、成人男性で1日40～45mg、女性で1日30～35mgと言われています。必要摂取量の4倍近い量ですが、いくら亜鉛不足だからといって、1日にこの上限以上の量の亜鉛を摂取することは控えましょう。
サプリの効果的な飲み方｜ポイントと注意事項
飲むタイミングは食後30分以内がベスト
サプリは食前ではなく、食後の30分で飲みましょう。食後だと胃が活発に消火活動を行なっていますし、食べ物と一緒に吸収してくれるので吸収効率がアップします。
また一般的にサプリメントは1度にまとめて摂取するよりも1日数回に分けて摂取した方が効率が良いとされています。
コーヒーはなるべく摂取前に飲まない
食後のコーヒーを楽しみたい人が多いかもしれませんが、サプリ摂取前はやめておきましょう。
コーヒーに含まれるカフェインは栄養素とくっつく働きがあり、サプリの吸収率を下げてしまう可能性があります。同様にお茶（カテキンやタンニン）もあまり良くないとされています。
基本的に水と一緒に飲むことです。
飲みすぎは逆効果
栄養は摂れば摂るほど良いものではありません。何事も適量が大切です。用法用量はきちんと守り、飲み過ぎには注意しましょう。
とくに鉄分は過剰摂取になると内臓の機能障害を起こすリスクがありますし、それに伴い吐き気や下痢あるいは便秘などを起こしやすくなることもあります。
医薬品を飲んでいる方は医者に相談しよう
相性の悪いサプリや医薬品を同時に摂取していると、飲み合わせにより吸収効率や効果効能を落としてしまうことがあります。
もし現在、医者や薬剤師から処方されている薬を飲んでいるのであれば、サプリを飲む前に一度相談した方がいいでしょう。もし相性が悪いと、医薬品の効果を下げてしまう可能性もあります。
まとめ
サプリに関しては気長に効果を待つことが重要。効き目を実感できるまでに最低でも3ヶ月以上はかかるので、継続的に飲み続けましょう
