「白髪染め」と似たような言葉として「白髪ぼかし」というものがあります。
美容院派の人はあまり聞き慣れないかもしれませんが、理容店では白髪ぼかしのメニューがスタンダードだったりします。
言葉のニュアンスで分かると思いますが、
白髪染めと白髪ぼかしは似て非なる全くの別物です。
そしてどちらにもメリットとデメリットがあります。
白髪染めに関してはイメージが付いていると思いますので、今回は「白髪ぼかし」を中心にメリットやデメリットなど簡単に解説したいと思います。
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理容室でよく聞く「白髪ぼかし」とは?
理容店でよく聞かれる「白髪ぼかし」。
言葉の通りなのですが、簡単に言うと「白髪染めほど染めた感を出さず、うっすらボカす程度に色に変化を与えて白髪をカバーする」という手法です。
通常の白髪染めと違って何が良いの?
白髪ぼかしのメリットは2点あります。
- いかにもな「染めた感」が抑えられる
- 白髪染めに比べると安い場合が多い
ぼかしと言うくらいなので、仕上がりはよく言えば「自然」であり、悪く言えば「あまり変わってない」です。
イメージ的には、白髪を黒ではなくグレーにする感じです。
白髪染めをしたい人の中には、翌日に職場などで染めたことがバレたくないという人や、いかにも染めたようなはっきりした色合いを嫌う人が大勢います。そういった人たちターゲットとしたものですね。
そして、白髪ぼかしは白髪染めに比べて安価な料金設定になっている場合が多いです。染料を塗った後の放置時間も5分〜10分程度と短いので、白髪染めに比べると幾分か手軽なイメージなのも白髪ぼかしのメリットですね。
白髪ぼかしのデメリットは?
逆に、白髪ぼかしのデメリットは言うとズバリ、
色落ちが早い。
という点に尽きます。
というのも、そもそも白髪ぼかしは、通常の白髪染めにアレルギーがある人のために作られたものなのですが、なかなか染まりにくいことが弱点でした。
そこで、そんな弱点を「”染めすぎない”=白髪ぼかし」と絶妙なネーミングをつけて売りに出しているわけです。これぞマーケティングの妙ですよね。
実際の色の入りや色落ち具合というのは各々の髪質に大きく左右されますが、口コミなど見ていると早い人で2週間も持たないという声も出ていますね。もちろん、理容師側に問題がある可能性も大ですが。
白髪染めと白髪ぼかしはどっちがいいの?
これはもう、はっきりと「白髪染め」です。
というより、あえて白髪ぼかしを選ぶメリットがありません。
上では一応、白髪ぼかしのメリットを「自然な仕上がりになる(染めた感がない)」「安価で済ませられる」と挙げましたが、これは別に白髪ぼかしだけのメリットではないんですよ。
例えば「染めた感がない自然な仕上がり」というメリットは、近年主流になっている白髪染めトリートメントの代名詞です。
後に詳しく書きますが、トリートメントタイプの白髪染めは複数回のトリートメントケアで少しずつ染めていくので、仕上がりも自然だしバレるリスクもありません。
トリートメントタイプの白髪染めが登場する以前こそ、一気に染めるヘアカラータイプの白髪染めに比べて白髪ぼかしの自然さがメリットだったかもしれませんが、トリートメントタイプが新登場したことでメリットを根こそぎ奪われた感があります。はっきり言っちゃうと、白髪ぼかしはもうちょっと古いんですよね。
安さに関しても同じです。
同じ理容室においては白髪染めより安いかもしれませんが、自宅でできるヘアカラートリートメントの方がさらに安いです。
それにいくら一回が安かろうと、すぐ色落ちしてしまうようでは結局染める回数が増えてしまうので、トータルコストは高く尽きます。
こうしてみると、あえて白髪ぼかしを選ぶメリットってないんですよ。
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白髪染めヘアカラーは髪へのダメージが深刻……。
白髪染めの方が良いからといって、安易に一般的な白髪染めヘアカラーをするのは一旦ストップしましょう。
一般的な白髪染めヘアカラーは、色を髪内部に入れるために酸化染毛剤(ブリーチ)を用いてキューティクルをこじ開けます。これにより色が髪内部から発色するので色持ちが良いのですが、いかんせん髪へのダメージが甚大なのです。
新しい白髪が生えてくるたびにブリーチを用いた白髪染めヘアカラー(2剤式と言います)をしていると、近いうちに髪が死んでパサパサになっていくでしょう。頭皮への刺激も強いので、薄毛のリスクも引き上げてしまいます。
せめてちゃんとした美容室にて、プロの腕で、高品質な薬品を用いて白髪染めヘアカラーしてもらえばリスクは抑えられるでしょうが、いかんせんお金がいくらあっても足りません。
かといって、市販の安い白髪染めを自分で塗るのだけは絶対にNGです。多くの人がドラッグストアに走りますが、髪へのダメージを考えれば市販の大量生産されたやっすい薬品は自殺行為です。
注意後悔する人多数!市販の白髪染めは色落ち早いしダメージで髪が傷みすぎる!
なら、どうすればいいのか?
というと、前述しましたが、トリートメントタイプの白髪染めがベストだと断言できます。
白髪染めヘアトリートメント
利尻ヘアカラートリートメント技術の進化は素晴らしいです。
今流行りの白髪染めは、髪を傷めるどころか、ダメージを補修するトリートメントで染められるのです。
トリートメントタイプの白髪染めは通常の「ヘアカラー」と違い、髪の内部に色を入れずに表面に着色させます。つまり酸化染毛剤でキューティクルをこじ開ける必要がなく、髪へダメージを与えません。与えないどころか豊富な天然成分で潤いとコシを与えてくれます。
白髪染めができる美容ケアと言ったほうがいいでしょう。
自宅で染められるので手軽ですし、複数回にわたって徐々に染めていくタイプなので、周囲に染めたことがバレるデメリットもありません。
費用もボトル一本で2000円〜3000円くらいが相場なので、美容室に行くコストと比べれば遥かに安価です。ボトル一本で1ヶ月〜2ヶ月は持つと思います。
私自身も様々な白髪染めトリートメントを試しており、当ブログでレビュー記事を書いていますのでぜひ参考に読んでみて下さい。
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まとめ
白髪ぼかしには、「自然な仕上がりになる(染めた感がない)」「安価で済ませられる」といったメリットがありますが、白髪染めトリートメントが登場した今となっては少し古いです。
あえて選ぶメリットがないので、普通に白髪染めしたほうが良いでしょう。
そこで最優先に考えるべきは、髪へのダメージです。
その場合、まず市販の安物は絶対にNG。
選択肢としては、
- 美容院でプロに白髪染めヘアカラーしてもらう
- ヘアカラーではなく、白髪染めトリートメントにする
のどちらかでしょう。
私個人は経済的な事情もあるので、白髪染めトリートメントを使って自分で染めています。現時点では満足しているので、白髪染めと髪へのダメージに悩んでいる人にはオススメしておきます。
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