
日本語でいう年齢の名称(呼称)では、40歳は「初老」となります。ちょっと衝撃ですよね。初老って50代後半のようなイメージですが、名称としては50歳が「中老」、そして60歳が「還暦」です。
つまり、40代から髪質が老化していくのは至極自然なことなんですね。
実際に市場アンケートでは、40代女性の実に87.4%が「髪の老化を実感している」と答えています。
http://pdf.irpocket.com/C8170/GvsA/Y06v/ir6F.pdf
30代から40代で髪の老化を感じている人の割合が飛躍的に上がっています。こうして実態をみるとまさに「初老」と呼ぶにふさわしい気もしますね。
では40代女性は具体的にどんな髪の悩みを持っているのか? というと、
圧倒的1位は「白髪」です。
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40代女性の髪の悩みは「白髪が増えた」が最多
http://pdf.irpocket.com/C8170/GvsA/Y06v/ir6F.pdf
ご覧の通りですね。
- 白髪が増えた:78.1%
- ツヤが減った:42.5%
- 髪が細くなった:36.5%
- 抜け毛が増えた:30.5%
- 枝毛や切れ毛:7.9%
40代女性は、白髪に悩んでいる人がダントツで多いということです。
40歳を超えてくると、出産育児を終えて子供も大きくなりはじめ、すっかり「お母さん」が板についてくる年頃ですよね。10年前に比べるとメイクも手抜きになり、お腹周りにも肉が付いてたるみ始めるころ。髪だってパサパサになり白髪が見えてきても年齢的には何らおかしくありません。

それは、みんな表では綺麗に見られるように裏で必死に白髪染めしているんですよ。
職場の同僚も、周囲のママ友たちも、一見綺麗に見える人は裏でしっかり努力している人が多いのだと思いますよ。
もう一度言いますが、40歳で白髪に悩み始めるのは至って普通です。男性女性ともに白髪に悩み始める平均年齢はおよそ40歳前後なので。
「ホットペッパービューティ」を運営するリクルートライフスタイルが行なった白髪に関するアンケート調査によれば、男女別の「白髪が気になりだした年齢」は、
- 男性:平均37.1歳
- 女性:平均41.7歳
となっています。
大体みんな40歳から白髪に悩んでいるんですよ。言っていないだけでね。悩んでいるのはあなただけではありません。まずは安心してください。
参考白髪染めはいつから使う?男性・女性も40歳前後から始める人が最多。
40代から髪質が老化しはじめる原因と対策
40代を境に、髪質は老化が見られてきます。
- 髪がパサつく
- 髪にツヤがなくなる
- うねったくせ毛が多くなる
- 抜け毛も増える
- 白髪も増える
これらは、20代30代で繰り返してきたパーマやカラーリングのダメージが蓄積し続け、頭皮環境を悪化させていることも大きな要因の一つです。
しかし女性の場合はそれ以上に、加齢に伴う「ホルモンの減少」や「髪・頭皮の水分量の減少」など根本的な原因があります。
女性ホルモンの減少
原因
健康な髪の育成には女性ホルモンが大きく影響しているのですが、この女性ホルモンは40歳を越えたあたりから分泌量が急激に低下しはじめます。具体的には「エストロゲン」という女性ホルモンです。
この女性ホルモンの減少は、髪だけでなく肌や健康そのものにも大きく影響します。
また、抜け毛や薄毛も同様です。
女性にも女性ホルモン/男性ホルモンの両方があるわけですが、抜け毛などをもたらす男性ホルモンの力を、若いうちは女性ホルモン(エストロゲン)が抑えてくれています。しかし加齢に伴いエストロゲンが減少することで相対的に男性ホルモンが割合が増えるため、髪が細く薄くなってしまうのです。
対策
女性ホルモンの減少により崩れたホルモンバランスを整えなければなりません。その対策として知られているのが「大豆イソフラボン」です。名前くらいは聞いた事あるのではないでしょうか?
大豆イソフラボンはエストロゲン(女性ホルモン)と同じような働きをしてくれることで知られ、減少する女性ホルモンのピンチヒッターとしての働きが期待できます。
40代を越えて髪の衰えを感じてきたら、毎日大豆イソフラボンを摂取するようにしましょう。大豆を使った食事を意識的に取り、足りない分はサプリメントなどで補いましょう。
頭皮や髪の水分量の減少
原因
髪にツヤがなくなったりパサつくようになるのは、加齢により頭皮や髪の水分量が減少しているためです。年をとると肌の皮脂量が減って顔が乾燥しやすくなるのは誰でも実感しやすいと思いますが、頭皮と顔肌は繋がった1枚の皮膚ですので、顔肌で起こっている水分不足は頭皮でも起こっています。
頭皮の皮脂量が減って髪の水分バランスが崩れると、ツヤもなくなる上に、湿気が多い時には過剰に水分を吸い込んでしまうので髪がうねりやすくなります。
対策
ひとまず今日からできる対策として、市販の安いシャンプーを使うのをヤメましょう。
市販シャンプーのほとんどには、石油系界面活性剤(ラウリル硫酸Na)という台所用洗剤と同レベルの強力な洗浄成分が使用されています。もうブルドーザーで頭洗っているようなものです。
このキツすぎる成分が、本来必要な頭皮の皮脂まで根こそぎ洗い落としてしまうので頭皮環境を余計に悪化させます。
⇒ハゲたくない!頭皮の赤み・荒れや炎症に見る市販シャンプーの危険性
毎日のシャンプーは、頭皮と髪に優しいアミノ酸系・弱酸性のノンシリコンシャンプーを使いましょう。市販シャンプーよりは高いですが、高品質な証拠です。
ちなみに私もノンシリコンシャンプーにはこだわりがありますが、現時点でマイベストは「
HARU 黒髪スカルプ・プロ
」です。
公式HP HARU 黒髪スカルプ・プロ
白髪と抜け毛の両方に予防効果を持つノンシリコンシャンプーなので、髪の老化に悩んでいる人にはあらゆる面でピッタリですよ。リンス・トリートメント不要の美髪シャンプーなので、洗髪はコレ1本でOK。節約にもなります。
何より、コレに慣れるともう市販の安いシャンプーは使えなくなります。本当に。
アミノ酸系のノンシリコンシャンプーについては他にも下記記事でまとめていますので参考に。
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白髪に良い!白髪に効くシャンプーの人気おすすめ決定版|ノンシリコンを白髪染めの相棒に
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髪の健康は頭皮の血行が生命線!
毛髪を作る毛母細胞、そして黒髪の色素(メラニン)を生成するメラノサイトは、言うまでもなく血液が運んでくる栄養を源に働いています。つまり、頭皮の血行こそが髪の健康の生命線と言えます。
ヒトの身体には血液を”生命維持に重要な器官から優先的に”分配する仕組みがあり、頭皮というのは優先順位の下位にあたります。白髪になろうが抜け毛になろうが死ぬことはないので仕方ありませんが、つまり頭皮というのはただでさえ血液分配が後回しにされる=血行不良になりやすいのです。
年をとると当然血行は悪くなり、頭皮に十分な栄養が届きにくくなります。その他にも運動不足や栄養不足、生活習慣の乱れなど様々な要因で血行は悪くなっていきます。
なので、血行改善には常日頃から意識的に取り組みましょう。
黒髪の色素を作ってくれるメラノサイトの活性化に重要なのは「亜鉛」や「銅ミネラル」です。牛レバーや牡蠣など動物性食品を十分に摂ってください。
⇒若白髪・白髪の予防対策に効く食べ物は?まずは食事の改善から!
また、貧血体質でそもそも血液が不足しがちな人は「鉄分」を豊富に取りましょう。鉄分は赤血球の原料です。こちらも牛レバーや赤身肉、あさりやしじみなど動物性食品から豊富に取れます。
⇒貧血は白髪の原因に!貧血による白髪症状は治るのか?【改善策】
あとできることは、こまめな頭皮マッサージですね。
とくにデスクワークなどで頭が疲れやすい人は、リフレッシュも兼ねて頭皮マッサージをして血行を促しましょう。
私も使ってるヤーマンのマッサージ機、めちゃくちゃ良いですよ。
休憩の時に5分くらいウィンウィンやってます。めっちゃ気持ちいいですよ。
参考口コミ評判の良いヤーマンアセチノヘッドスパの効果は?血行改善に期待大!
まとめ
年には抗えないのが世の常ですが、それでも人は可能な限り若く見られたいものです。永遠に20歳の若さでいることはどう頑張っても不可能ですが、永遠に-5歳(マイナス5歳)でいることなら努力次第で十分可能です。
ちなみに、最初にデータで見せた”髪の老化に悩んでいる87.4%の40代女性”に、
「若く見せるためにどんな髪のアンチエイジングを行なっていますか?」
と聞いた結果がこちら。
http://pdf.irpocket.com/C8170/GvsA/Y06v/ir6F.pdf
1位はダントツで「髪の悩みに応じたシャンプーやコンディショナーを利用している」でした。
これから白髪染めをしていくとなると、下手な安物を使えば余計に髪が死んでいきます。若々しい髪を保ちたいなら、白髪染めトリートメントとシャンプーだけはお金をケチらずに高品質なものを使うようにしましょう。
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