「白髪は金髪に染められるのか?」
という点について書いていきます。
「明るい髪に染めたいけど白髪が染まるか不安……」という方や、「暗い色に染めると白髪が目立ちやすいから、金髪にして目立たなくしたい……」みたいな方も多いですよね。
ダウンタウンの松本人志さんも、白髪を目立たなくするために金髪にしたとか何とか言われています(本人の証言かは不明ですが)。
ええやろ〜。 pic.twitter.com/2yAto1YV2O
— 松本人志 (@matsu_bouzu) 2016年5月7日
ただ基本的には、白髪を金髪(くらい明るい色)に染めるのはかなり難しいとされています。
結論先に言ってしまうと、市販ヘアカラーでセルフ染めならほぼ無理。プロの美容師でも腕のいい人ではないと一定以上の明るさにはできません。私がお世話になっている美容師さんには「明るい色は厳しい」と言われました。
なぜか?
下記で詳しく書いていきます。
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市販の白髪染めで金髪に染めるのはキビシイ
まず、市販の白髪染めヘアカラーで金髪に染めるのは難しいです。というか無理。
というのも市販の白髪染め商品は、基本的に「白髪を周囲の黒髪に馴染ませるよう染める」ことを目的として作られています。なので、ブリーチ(脱色剤)は弱めの配合に設計されています。
しかし、白髪染めはこのブリーチが弱いのです
セルフで白髪染めしたことある人なら実感あると思いますが、自分で白髪染めすると思ったより暗い仕上がりになることが多いですよね。あれも基本的に「暗めの色」で白髪と黒髪の調和を取るようになっているためです。
なので、市販の白髪染めはそもそも金髪(ゴールド)なんてカラーほぼないですし(私は見たことがない)、ライトブラウンなど明るい色で染めても全然明るくならないのがオチです。
市販のヘアカラー(おしゃれ染め)の金髪で染めるのはどうか?
白髪染めがダメなら、いっそのこと普通のおしゃれ染めヘアカラーのゴールドで染めてしまうのはどうか?
……と考えがちですが、この場合は白髪がちゃんと染まってくれません。
普通のヘアカラーは白髪染めとは逆で、ブリーチ剤を強く/染毛剤(色味)は薄く配合して作られています。白髪は染まりにくい性質があるので、染毛力が弱めのおしゃれ染めヘアカラーだと染まってくれないのです。
あるいは、染まったとしても白髪部分だけすぐに色落ちして、褐色っぽくキラキラ光りはじめます。高齢の女性とか見ると、全体が明るいのに白髪だけキラキラ浮いてて目立ってる人多いですよね。あんな感じになります。
また、ブリーチを用いたヘアカラーは明るい色の発色が可能であり色持ちも良いのがメリットである一方、
髪や頭皮に大ダメージを与えてしまう
という最大のデメリットがあります。
刺激の強い薬剤による髪や頭皮へのダメージは「薬害」と言われ、髪が傷むこと以上に「薄毛」や「白髪」の原因にもなりかねません。頭皮・地肌に薬液が漏れると、ダイレクトに刺激を与えてしまいます。
とくに毛根へのダメージが蓄積すると薄毛のリスクが恐怖です。
ブリーチで金髪にすれば、多少の白髪なら染まらなくても金色に紛れて目立たなくなるかもしれません。ただ、白髪染めは継続して使うことになるので、髪や頭皮へのダメージは最優先に考えた方が賢明です…。
関連おしゃれ染めで白髪は染まる?オシャレ染めヘアカラーと白髪染めの違い
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美容院での白髪染めなら金髪(明るい色)でも染められる?
「セルフ白髪染めでは無理でも、プロの美容師なら白髪染めで明るい色にできるんじゃないか?」という疑問ですが、これは美容師の腕次第だそう。
一応、美容師なら市販商品と違って、”薬剤の配合をオーダーメイドで作れる”ので、うまい人なら白髪も明るく染まるような調合?をしてくれるかもしれません。難しいらしいですが。
ただ前述の通り、白髪染めは基本的に「白髪を黒髪(暗い色)に合わせて調和を取る」というものなので、明るい色は無理ときっぱり断る美容室も多いようです。
ちなみに私がお世話になっている美容室では、無理ないレベルなら白髪染めでもブラウンで7トーンくらいの明るさには染めてもらうことができました。
美容師さんに聞きましたが、白髪染めだと大体5〜7トーンくらいが良いとのこと。8トーン以上になると白髪が染まりにくくなるそうです。金髪なんて夢のまた夢ですね。
美容師さんのSNSとかブログとか見ると「白髪染めでも明るい色はできる!」と豪語している人もいるので、難しいけど不可能ではないという感じなんですかね。
参考美容院での白髪染めはカラー料金でOK!明るい色にできる?色もち具合は?
【最後に】白髪を目立たなくするだけならトリートメントのライトブラウンでOK
最後はおまけですが、セルフ染めで「白髪を目立たなくしたい」というだけであれば、カラートリートメントを使えば地肌を傷つけずに白髪染めできます。私はもう自分で染めるときはカラートリートメント以外は使わなくなりました。
ヘアカラーのように脱色(ブリーチ)せず、100%天然成分のみで配合されているので、とにかく髪や頭皮に優しく染められるのが特徴です。
黒髪部分を明るくするのは難しいですが、全体でこげ茶〜茶色手前付近までは持っていけると思います。
私が一番愛用している 利尻ヘアカラートリートメント 。日本で1番売れているヘアカラートリートメントです。
一応カラーは4種類あります。
ただ経験上、公式サイトのナチュラルブラウンほど明るい色になるとは思えません。良くてブラウン、おすすめはダークブラウンですね。
公式HP 利尻ヘアカラートリートメント
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