営業職は白髪が増えてきたら白髪染めすべきか?
営業職は身だしなみが大事。30代、40代になって白髪が増えてきた営業マンは、仕事のために白髪染めをすべきか否か悩むのが”あるある”です。
上司から「白髪染めしてこい」と言われているけど、お金もかかるし、何より毛染めを繰り返すと頭皮が傷んでハゲるんじゃないか……? なんて恐怖を覚えたりしますよね。
以前こちらの記事「「白髪染めしてこい!」と会社の上司から強制されたらどうする?」で書きましたが、私の知人の営業マンも上司から白髪染め命令が出て、仕方なく白髪染めすることに……。
中には「白髪染めの強制とかパワハラじゃないのか?」と思う人もいるでしょうが、営業という仕事の性質上、身だしなみを整えることは業務の一環と言われても仕方ないかもしれません。
以下は、Yahoo!知恵袋にあった同様の相談です。
【Q】若白髪が多いのですが、上司から営業なので黒く染めなさい言われました。なんかおかしい思います?
会社に強制的されることですか?
27歳男です。
【A】営業は社の顔でもあり、第一にイメージが大切なはず。第一印象で老けた感じの若白髪の方が来たとしたら、商談よりも貴方の若白髪の方が気になるかもしれません。
どんな会社にお勤めなのか分かりませんが、成績を上げるためとお気になさらないで染めて見てはいかがでしょうか。2,3時間で済む事で、何百万の商談が決まれば良いではないでしょうか。
また、何方にお住まいか分かりませんが、関東ですとホットペッパービューティなどで4000円くらいでヘアカラー出来ますよ。
この相談者は27歳と若いので、確かに白髪が伸びっぱなしだと相手側は気になってしまうかもしれません。顔年齢と見た目のギャップが問題です。
白髪って難しいもので、おそらくこれが50代の営業マンだったら何ら不自然ではないと思うんですよね。20代〜40代前半くらいだと一般的な社会人は黒髪ピシっと整えている人の方が多いので、白髪を散らかしてる人は少数派になってしまう。
アラフォー世代の人に話を聞くと、アラフォーの同窓会では、まだまだ「若い」人と、一気に老けて「おっさん」になる人との差が顕著に開くそうです。顔も、体型も。やっぱり、アラフォーほど同世代間での外見力の差がつきやすいと。
で、営業マンはというと絶対に外見は磨くに越したことはありません。若く格好良くみえた方がいいに決まってます。なので、営業マンとして自分を磨きたいのであれば、増えてきた白髪は絶対に染めた方がいいと思うんですよね(一部、白髪がうまいことオシャレに決まっている人もいますが、そう言う人は例外です 笑)
一般的に男性は、白髪(もっと広く言うと外見)に対する考えが甘いです。
これを裏付ける調査があるので紹介しましょう。
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「男性の白髪」に対する女性の印象調査
「男性の白髪を女性はどう思っているか?」について、コスメ商品を開発している「シュワルツコフ ヘンケル株式会社」が興味深い調査をしているので下記で紹介します。
ただでさえ女性に比べて、男性は圧倒的に白髪に無頓着です。「白髪なんかどうでもいいわ(笑)」と軽く見ている人は、これを機会に見つめ直した方がいいですよ。
データ出典元:
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000018.000002602.html
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000015808.html
男性の66%が白髪染めしなくていいと思っている!?
まず大前提ですが、男性は自己評価が甘すぎるという結論が出ています。
アンケートでは、男性の62.4%が「男性の白髪はべつに良い」と答え、さらに66.2%の人が「(自分は)白髪染めする必要はない」と答えています。
男性は男性同士で馴れ合ってる感が半端じゃないですね。
「俺たちは白髪が普通だもんなぁ、当たり前だよなガッハッハ」
という感じでしょうか。
しかし、女性はそうは思っていません。
まず第一に、女性の2人に1人が「男性の白髪が気になる」と回答しています。
そして、こんな実験調査もありました。
男性の白髪、どこからアウト?
同上のシュワルツコフ ヘンケル株式会社が、女性にこんな街頭アンケートをとりました。
やや画像が小さくて申し訳ないですが、同じ男性の白髪レベルを5段階に分けて女性に見せ、どこまでOKでどこからOUTか(=白髪染めすべきか)を投票してもらったのです。
その結果、なんと最多投票数を取ったのがレベル2です。しかも、レベル1とレベル2で55%以上の票を獲得してしまいました。
調査結果の動画がこちら(1分程度)。
皮肉な結果です。男性は6割以上が「白髪なんて染めなくていいだろw」と思っているのに対して、女性はレベル1〜2(ちょっと白髪が見えている程度)でもアウトと感じているのです。
オッサンがなぜ女性に嫌われやすいのか、これだけでもわかる気がしますね……。
男性の白髪に対する20代女性の印象|やはり老けて見えるが圧倒的
まず、20代女性の50%が男性の白髪について「よくない」というネガティブイメージを持っています。
もっと具体的に見てみると……、
- 老けて見える【83.2%】
- 疲れて見える【61%】
- 苦労してそう【60%】
- 身だしなみがきちんとしていない【39%】
- ストレスに弱そう【36%】
やはり「老けて見える」「疲れて見える」といった印象が強いようです。
というわけで、白髪染めをしましょう。悪いこと言わないので、白髪が見えてきたらしっかりとケアしましょう。
ちなみに、女性の最も好印象な男性のヘアスタイルは、ダントツで短髪黒髪です。女性が求めるのは何より「清潔感」なんです。
オヤジになってもキレイに白髪染めして若々しい黒髪でいれば、大人の男として女性から好印象を受けることは十分可能ですよ。どうせならモテオヤジを目指しましょう。
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営業職の人が白髪染めをする際に気をつけること
頭皮へのダメージを最小限に抑えたい!
白髪染めしないとだけど、できるだけ頭皮にダメージを与えたくない……。とくに男性の場合、ハゲの恐怖があるのが頭皮ダメージは死活問題です。
頭皮の心配をしたくないなら、まず市販の安い白髪染め(1000円以下くらいの)は絶対使わないというのが最低条件として、
基本ベースは美容院で染めてもらうのがベスト
セルフ染めなら天然無添加のカラートリートメント
というのが私の意見。
お金があるなら美容室で白髪染めが一番
お金があるなら美容室が間違いないです。やっぱりプロなので。
白髪染めは、黒髪を染める通常ヘアカラーより染毛力が強く、強い薬剤を使います。そのため白髪染めは髪や頭皮への負担が大きいのですが、美容室では薬剤(過酸化水素)の濃度を薄めたり、頭皮を保護する薬剤をつけてくれたり、そもそも地肌に極力薬液がつかないように塗ってくれます。
これが市販の安いヘアカラーだと、素人がセルフで塗っても染まるよう薬剤の濃度が高めに作られており、1度染めただけではっきり分かるくらい髪がパサパサになったり頭皮にダメージを受けます。
参考後悔する人多数!市販の白髪染めは色落ち早いしダメージで髪が傷みすぎる!
なので、やはりお金を払ってプロにやってもらうのが一番なのは当然ですね。
ただ……お金がかかる。
私の経験上どんなに腕のいい美容院でも、カラー後1ヶ月もすれば色が剥がれはじめて白髪が所々キラキラ光りはじめます。下手くそな美容師だと1週間でキラキラし始めることもあります。
都内の感覚だと、カラー料金は5000円〜1万円くらい。つまり数週間〜1ヶ月ごとに5000円〜1万円の出費が必要になり、一般人にはキツいですよね。
なので私は、美容室でのカラーだけでなく、セルフ染めで補修キープすることで美容室に行く回数をできるだけ減らしています(2ヶ月に1回もいかないくらい?)
セルフ染めについては、先に書いた通り市販の安いやつは絶対ダメで、下記で紹介するカラートリートメントというタイプを使っています。
自宅でセルフ白髪染めするなら「カラートリートメント」
写真は私が愛用している「 利尻ヘアカラートリートメント 」。
カラートリートメントは、ヘアカラーでダメージの原因となる薬剤(過酸化水素)を用いず、100%天然無添加の成分のみで作られているカラー商品です。
アレルギー成分である「ジアミン」も不使用なものが多いので、頭皮が痒くなったり荒れやすい敏感肌の人でも安心して使えます(100%ではありません。パッチテストは必須)。
カラートリートメントは、白髪を「染める(別の色にする)」というより、白髪を「ボカす」「目立たなくする」というイメージを持っておくといいです。頭皮ファーストで強い薬剤を使わないため、染毛力はヘアカラーより弱いからです。
その代わり、とにかく髪や頭皮に優しいのが最大のメリットです。
詳細はこちら白髪染め種類と特徴、選び方|カラートリートメントがおすすめな理由。
頭皮に優しい100%天然のカラートリートメントは1本2000〜4000円くらいするので、市販の安い白毛染めに比べれば高級品です。しかし私は、今後生涯にわたって頭皮を労りたいなら多少のお金はケチらないと決めています。将来頭皮や髪が死ぬ方がよっぽど後悔しそうなので。
なので、セルフ染めするなら、白髪染めは値段だけで決めない方がいいとアドバイスしておきます。
天然無添加のカラートリートメントは下記でおすすめをまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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髪・頭皮・地肌に優しい!天然無添加の白髪染めおすすめランキング【トリートメント】
白髪染めをする上で、最も気を配らなきゃいけないのは髪や頭皮へのダメージです。 いくら白髪を隠せたって ...
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あるいは、チラホラ程度の白髪であれば、シャンプーするだけで白髪染めができる「カラーシャンプー」だけで十分かもしれません。
先に紹介した利尻ブランドがカラーシャンプーも販売しています。
公式HP 利尻カラーシャンプー
カラートリートメントよりも染毛力は落ちますが、染める作業が必要なく、毎日シャンプーするだけで少しずつ染まっていくのでめちゃくちゃラクです。
カラーシャンプーについては下記記事で詳しく書いているので参考にどうぞ。
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簡単に染める!男性にこそおすすめの白髪染めシャンプー3選【メンズ】
日々仕事に追われている男性にとっては面倒極まりない白髪染めですが、最近はシャンプーだけで染められる白 ...
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男性白髪染めなら色は落ち着いたダークブラウンがおすすめです。
社会人男性の場合、明るい色にしたい人は少ないと思いますが、白髪染めで「ブラック」を選ぶと失敗する可能性が結構あります。
というのも、白髪染めは染毛力が強いので、ブラックを選ぶとかなり「真っ黒」になるケースが多々あります。漆黒っぽい感じの不自然な黒さで、いい年したおじさんだとカツラっぽく見える可能も……。
私の経験上、先におすすめしたカラートリートメントで白髪染めするなら、ダークブラウンあたりを選ぶと自然な柔らかい色合いに落ち着きます。
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男性の白髪染めは何色が良い?メンズなら黒か茶色かおすすめは?
若白髪王子茶髪より黒髪の方が似合うと言われるとちょっと嬉しい私です。 さて今回は、「男性が白髪染めす ...
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白髪染めの液で手や指が黒くなるのに気をつける
セルフ染めの経験者なら分かると思いますが、白髪染めの液は手や指に付着すると洗ってもなかなかとれません。これは、強い染毛剤によって肌の角質層まで色が染まってしまうからです。
もっと具体的に言うと、市販の白髪染めで2剤式と呼ばれるヘアカラー(1剤と2剤を混ぜて使うタイプ)が非常に薬剤がつよく、手につくと落とすのが困難です。
先述でおすすめした「ヘアカラートリートメント」は薬剤が天然成分のみで配合されているので、石鹸やボディーソープ、メイク落としでしっかり洗えば比較的すんなりと落とすことができます(ただし、爪の中などは入念な洗浄が必要)。
営業の仕事において、手や指や爪が黒く汚れているのは致命的です。なので、白髪染めするときは必ず手袋をつけることを忘れずに。
もし手について黒くなってしまった場合、よく言われる対策としては以下の材料を使って洗い落とすことです。
- 歯磨き粉
- メイク落とし
- 除光液
- ストレートパーマ液
ただし、強いアルカリ剤をつかうと肌にも負担がかかるのは否めません。
角質層まで色がついてしまっても、角質は日々生まれ変わるので、放っておけば自然と(色のついた)角質が落ちて色は落ちていきます。
なので、すぐに落とさなければいけないのでなければ、最低限の手洗いをして、あとは時間経過によって少しずつ薄くなっていくのを待った方が肌には優しいです。
まとめ
個人的には、中途半端な白髪は染めた方がいい派ですね。
ただ、男性は必ず頭皮に気を使いましょう。市販の安物を使い続けるとダメージ半端ないので気をつけてください。