大人になって白髪が増え始めると、仕事をする上で白髪染めすべきかどうか迷いますよね。
やっぱり白髪はマイナスイメージも持たれがちだし、社会人のマナーとして染めるのが常識なのか。でも、白髪染めは髪や頭皮を傷めそうだし、生え変わるたびに染めるお金も気力もない……。
本音は染めたくないけど……染めなきゃダメ？
という問題について、口コミやアンケート調査など調べてみたので記事にまとめてみます。
ちなみに私のアラフォーの知人は、薄毛とアレルギーが心配で白髪染めを避けていたのに、ついに会社の上司から「白髪染めしてこい」と命令されて泣く泣く染めています（下記記事より↓）
「白髪染めしてこい！」と会社の上司から強制されたらどうする？
職種とか企業によるのかもしれませんが、会社（上司）から白髪染めを強制されるケースは結構あるみたいです。上記の知人は営業職なので、やはり外見は多少気を使わないとダメというのは確かに……（納得）。
見た目が与える印象って思っているより大きいですからね。社外の人間と取引が多い職だったり、一般人相手の接客やっている人なら確かに「白髪染めはビジネスマナー」と一蹴されてもおかしくありません。
とはいえ、マナーって結構主観によるものです。なので一般の皆さんが社会人の「白髪染めるべき？ 染めなくてもいい？」という問題についてどう感じるのか、口コミ調べてみました。
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「白髪染めはビジネスマナーか？」みんなの意見は？
手っ取り早くYahoo!知恵袋で調べてみたところ、やはり同様の問題で白髪染めすべきか悩みを抱えている人がいることいること……。
その中から、アンサーされていた匿名の意見をいくつかピックアップしてみます。
ちなみに質問者は女性が圧倒的に多いです。やっぱり男性と女性とでは外見に気を配る意識が違うのでしょう（おじさんももう少し身なりを気にしましょう 笑）。
Q：セミロング〜ロングの年配女性に白髪が混じっているとどう思うか？
A：
お洒落には見えませんね。
なので、見苦しいなぁ～と感ずる人もいるでしょうね。
だからといって不潔・マナー違反とまでは・・・
考えないかな。
人前にでるなら、そこそこ身なりに気遣った雰囲気でいて欲しいなって思いますね。
白髪になってしまうのは本人の意思に関係なく仕方ない。
年齢変化に伴い、それに見合った髪形をするようにしたいですね。
A：
私もそれは不快ですね。
私は50歳なんですが、元々ストレートで、現在も軽く茶色で肩下まであります。
私の場合「綺麗なストレートが保てない時がきたら、短くする」つもりでいます。
白髪だけでなく、あまりにパサついたロングは見ていて気持ち良いものではないと思うからです。
ただ、
先の方が言われる様に、価値観の違いはあるでしょうね。
やはり、マナー違反とまではいかないものの、多少のネガティブさは感じる模様。
男性である私の意見としても、女性のロングヘアに混じる白髪はかなり目立つイメージです。しかも、白髪って栄養不足でヨレヨレ・ヘナヘナにうねった毛になりやすいので、うねった長い白髪が伸びていると確かにキレイなものではありません。
女性のアンサーで、（白髪染めせずとも）ショートにすればマイナス印象を緩和できるという意見がありますね。これは参考になりそうでは。
Q：白髪ってビジネスマナー的に染めた方がいいのか？
A：
きちんと定期的に散髪などのお手入れを実施しているのであれば、白髪でもビジネスマナー違反になることはないと私は思います。
白髪でも綺麗な方はたくさんいらっしゃいます。
白髪染めをするしないは、本人の好みによるところが大きいと思います。
白髪よりヘアスタイル自体の清潔感が大事です、と。
他の意見でも多いですが、やはりショートヘアなり短めの髪型にするのが有効なように感じます。確かにロングヘアに白髪は相性悪いですね・・・。
Q：販売の仕事は白髪染めした方がいい？（30代女性）
A：
販売業に就くのであればマナーとして染めるべき。
勿体ないとか言われてますが、私の周囲の30代以上で白髪が目立つ人は白髪染めをしてます。
全体的なカラーでなくても薬局の店頭などにある部分白髪のスティックなどで隠す事等は選択肢にないのでしょうか？
男性も女性も白髪が目立ち始めたら染めてます。
私も、販売業であれば身なりを整える（＝白髪染めをする）のも仕事のうちだと思いますね。通販界の王であるジャパネットたかたの前社長・高田 明氏も、67歳で引退するまでテレビで販売するときはしっかり白髪染めしていました。
回答にある「部分白髪をスティックで隠す」というのは、白髪隠しのことですね。スティックを白髪部分にポンポン当てることで一時的にブラックに毛染めします。お化粧みたいな感覚ですね。
こんなやつです。
一時的に染めたい場合の黒髪スプレーみたいなもので、洗えばすぐに落ちます。ヘアカラー剤ほどの強力な原材料は使われていないので、髪へのダメージはそこまで気にしていいかと。
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女性の白髪に対する印象はやっぱり「老けて見える」
「老けた印象」が56%！
女性の白髪についての印象です。女性にとって美は最大の喜びであり課題だと思いますが、じつに男性の56%が女性の白髪を「老けた印象」と捉えています。
引用：
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000022150.html
そのほか、「疲れた印象」や「手を抜いている印象」といったネガティブな意見が続きますね。
それにしても、見事にマイナス印象しかありません。
実際に私も男性として、電車の中などで女性の白髪をまじまじと見てしまうことが多々ありますが、やっぱり老けた印象持ってしまいます。白髪なんて一般的には高齢者のイメージしかないのだから仕方ない。
恐らく市販の安い白髪染めを使っているのでしょうが、白髪部分だけ赤褐色にキラキラ光っていて余計に小汚く見えてしまっている人多いです。
彼女（恋人）の白髪について、44%の彼氏は「染めてほしい」と回答
リクルートライフスタイルの調査によると、カップルにおいて彼女に白髪ができたらケアしてほしいという男性が44%と半数近くに登っています。
男性の、パートナー（彼女）の白髪に対する意見
- 若々しくいて欲しいので染めて欲しい【44.5%】
- 本人の自由なので何も言わない【26.2%】
- すでに染めている【9.2%】
- 染めて欲しいが、傷つけたくないので言わない【8.8%】
- そのままで素敵であれば言わない【6.9%】
ちなみに私も、彼女には絶対に染めて欲しい派です。理由も1位と同じく、やっぱり女性には少しでも若く綺麗でいてほしいからですね。それが全ての男性の本能だと思いますよ。
白髪染めすれば若くなれるというのは、やはりデータが証明しています。
白髪染めすれば8割の人は「若く見える」と回答
引用：
https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000001.000022150.html
ご覧の通り、約半数の男性が「白髪染めをすれば5歳程度は若く見える」と回答しています。「変わらないと思う」の5.6%をのぞいて、実に95%の男性が白髪染めで若く見えるという意見なんです。これはもう満場一致と言って良いでしょう。
ただポイントなのは、「キレイに染めた場合」に限った話です。
先ほど言った通り、電車などで眺めてみて「あー白髪染めしてるなぁ」とバレバレなのは、傷んだ髪が赤褐色に光って浮いてしまっているタイプの人。恐らく市販の安い白髪染めを使っているのでしょうが、残念ながら逆に髪にダメージを与えて余計に老けてしまっているので注意です。
参考記事白髪はやっぱり老けて見える？男性女性の白髪の印象を調べた結果
髪や頭皮を傷めないように白髪染めするにはどうすれば？
仕事の関係上、白髪染めするしかないとして、できるだけ頭皮や髪にダメージを与えたくない……。
その場合、まず市販の安い白髪染め（1000円以下くらいの）は絶対使わないというのが最低条件として、
基本ベースは美容院で染めてもらうのがベスト
セルフ染めなら天然無添加のカラートリートメント
というのが私の見解ですね。
お金があるなら美容室で白髪染めが一番
お金があるなら美容室が間違いないです。やっぱりプロなので。
白髪染めは、黒髪を染める通常ヘアカラーより染毛力が強く、要するに強い薬剤を使います。そのため白髪染めは髪や頭皮への負担が大きいのですが、美容室では薬剤（過酸化水素）の濃度を薄めたり、頭皮を保護する薬剤をつけてくれたり、そもそも地肌に極力薬液がつかないように塗ってくれます。
これが市販の安いヘアカラーだと、素人がセルフで塗っても染まるよう薬剤の濃度が高めに作られており、1度染めただけではっきり分かるくらい髪がパサパサになったり頭皮にダメージを受けます。
参考後悔する人多数！市販の白髪染めは色落ち早いしダメージで髪が傷みすぎる！
なので、やはりお金を払ってプロにやってもらうのが一番なのは当然ですね。
ただ……お金がない。
私の経験上どんなに腕のいい美容院でも、カラー後1ヶ月もすれば色が剥がれはじめて白髪が所々キラキラ光りはじめます。下手くそな美容師だと1週間でキラキラし始めることもあります。
都内の感覚だと、カラー料金は5000円〜1万円くらい。つまり数週間〜1ヶ月ごとに5000円〜1万円の出費が必要になり、一般人にはキツいですよね。
なので私は、美容室でのカラーだけでなく、セルフ染めで補修キープすることで美容室に行く回数をできるだけ減らしています（2ヶ月に1回もいかないくらい？）
セルフ染めについては、先に書いた通り市販の安いやつは絶対ダメで、下記で紹介するカラートリートメントというタイプを使っています。
自宅でセルフ白髪染めするなら「カラートリートメント」
写真は私が愛用している「
利尻ヘアカラートリートメント
」。
カラートリートメントは、ヘアカラーでダメージの原因となる薬剤（過酸化水素）を用いず、100%天然無添加の成分のみで作られているカラー商品です。
アレルギー成分である「ジアミン」も不使用なものが多いので、頭皮が痒くなったり荒れやすい敏感肌の人でも安心して使えます（100%ではありません。パッチテストは必須）。
カラートリートメントは、白髪を「染める（別の色にする）」というより、白髪を「ボカす」「目立たなくする」というイメージを持っておくといいです。頭皮ファーストで強い薬剤を使わないため、染毛力はヘアカラーより弱いからです。
その代わり、とにかく髪や頭皮に優しいのが最大のメリットです。
詳細はこちら白髪染め種類と特徴、選び方｜カラートリートメントがおすすめな理由。
頭皮に優しい100%天然のカラートリートメントは1本2000〜4000円くらいするので、市販の安い白毛染めに比べれば高級品です。しかし私は、今後生涯にわたって頭皮を労りたいなら多少のお金はケチらないと決めています。将来頭皮や髪が死ぬ方がよっぽど後悔しそうなので。
なので、セルフ染めするなら、白髪染めは値段だけで決めない方がいいとアドバイスしておきます。
天然無添加のカラートリートメントは下記でおすすめをまとめて紹介しているので、ぜひ参考にしてください。
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まとめ
私個人の意見としては、社外の人間との対面仕事が多い人や、一般人の前に立つ接客業の人はマナー的に染めた方がいいかなと思ってます。
一方で、事務職とかエンジニアとか研究職とか、オフィスこもり系の仕事の人なら別に気にしませんね私は。
